WAREHOUSE : Lot 483 REVERSE SWEAT SHIRTS " U OF D "

ウェアハウスの Lot 483 リバーススウェットシャツ “U OF D” が入荷しました。

1960年代のリバースウィーブを再現するため、糸・編み・度詰め・染色・縫製の全てを見直し、試行錯誤の末に完成したウエアハウス渾身のスウェットシャツです。

生地は縮みを軽減するためにヨコ使いし、両脇にはリバースウィーブ特有のサイドパネルを配置。
一見した仕様以上に、このモデルの核心は「糸」にあります。

徹底した度詰めで編まれた生地は、硬さ・弾性・重み・柔らかさ が共存する独特の質感に仕上がっています。

通常のスウェットが「タテ目」であるのに対して、このRWタイプは古いヴィンテージと同様に**「ヨコ目」が立つのが特徴。
糸番手、度の詰め方、組み合わせを何度も変えながら、最終的にスウェットでは珍しい“引き揃え”**で編み立てる方法に到達しました。

さらに吊り編み機を使うことで、硬さと弾性、そして表面の目立ちがりを両立。
染色や縫製にも負荷がかかり、熟練した工程を必要とするため、まさに職人たちの“バトンリレー”で完成する一着です。

60年代ヴィンテージの“タタキタグ”を持つ実物を解析した際にも、破れ部分から「引き揃え糸」が確認されたという逸話があり、
当時のアスレチックウェアが持つ開発精神をウエアハウスが現代に再現したモデルと言えます。

※洗濯により下記の縮みが生じます。(Shrinkage after the washing)
着丈(L)-約1cm　 肩幅(W)-約1cm　 身幅(C)-約2cm　 袖丈(S)-約1cm