WAREHOUSE : Lot 1239 1930’S WPA DOUBLE KNEE DENIM TROUSERS
ウエアハウスの Lot 1239 1930’S WPA ダブルニー デニムトラウザーズが入荷しました。
ウエアハウスは「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」というテーマを一貫して追い続けているブランドです。
ウエアハウスの衣料は、いわゆるデザイナーズブランドではありません。
それは、当時のワークウェアやデイリーウェアに製作者の名前が残っていないように、「誰が作ったのかわからない」からこそ、その衣料がより魅力的であると考えているためです。
WPA(Works Progress Administration/雇用促進局)の大規模なプログラムの中では、労働に従事するブルーカラーのためのワークウェアが製造されていました。
それらは「SEWING ROOM(縫製室)」と呼ばれる施設で作られ、衣料には「Made by W.P.A. Sewing Rooms, Not to be Sold(雇用促進局縫製室製/非売品)」と記載されたタグが付けられていました。
縫製室のあった各州では、縫製師たちが自らの仕事に大きな誇りを持ち、「W.P.A.」のイニシャルは“We Patch Anything(何でも縫う)”の略であると語られていたといいます。
当時は軍隊の衣料を修理・改造し、新たな衣服として生まれ変わらせることも多く、それらはWPAの労働者自身が着用していました。
こうしたWPAの衣料は、デザイン・縫製仕様ともに非常に興味深い特徴を持っています。
デザインのベースはミリタリーワークウェアでありながら、多くのアレンジが加えられている点、そして縫製仕様は当時のワークウェアで主流だった「環縫い」ではなく、「本縫い」が多用されている点が大きな特徴です。
第二次世界大戦によって工場が軍需へと移行する以前の、どこか牧歌的で温もりのある空気感が、これらの衣料には色濃く残されています。
今回の 1930’S WPA DOUBLE KNEE DENIM TROUSERS は、ダブルニー仕様に加え、立体的に仕上げられたヒップライン、セルビッジ部分を利用したベルトループなど、1930年代当時のディテールを忠実に再現。
素材には 8番×10番 糸を使用した耳付きライトオンスデニム を採用しています。
| 商品情報 | |
|---|---|
| サイズ | 30:ウエスト 80 / レングス 89 / ワタリ 32 / 股上 32 / 裾幅 23 cm 32:ウエスト 84 / レングス 89 / ワタリ 33 / 股上 33 / 裾幅 24 cm 34:ウエスト 88 / レングス 89 / ワタリ 34 / 股上 34 / 裾幅 25 cm ※サイズには若干の個体差がある場合がございます。 上記サイズチャートはノンウォッシュ時のものとなります。 |
| 素材 | コットン |
| 生産国 | 日本製 |






















